
皮膚外科
皮膚外科
皮膚外科では、皮膚に生じた各種の「できもの」や傷跡などに対して手術を中心とした治療を行っています。当院では皮膚科の的確な診断と形成外科の精密な縫合技術を組み合わせ、できるだけ短時間で小さな傷ですみ、仕上がりもきれいになる治療を心がけています。以下に、当院の診療内容、治療方法、特徴についてご案内いたします。
粉瘤(アテローム)
脂肪腫
ほくろ(母斑)
いぼ
(疣贅・脂漏性角化症など)
皮膚腫瘍
(良性・悪性のできもの)
傷あと・ケロイド
巻き爪・陥入爪
その他の疾患
局所麻酔による日帰り手術
保険診療と自費診療
レーザー治療
診断と治療計画
専門医による高度な治療
丁寧でわかりやすい説明
患者さまとのコミュニケーションを大切にし、常に患者さまの目線に立った診療を心掛けています。病状や治療内容については、効果やリスクはもちろん、術後の経過や日常生活への影響、費用に至るまで詳しくご説明します。疑問や不安が解消され、十分にご納得いただいてから治療に進むよう徹底しております。専門用語はできるだけかみ砕いて説明し、パンフレット等も用いながら理解を助けるよう努めています。
痛みに配慮した治療
手術や処置に伴う痛み・負担を極力減らせるよう最大限配慮しています。麻酔注射の際は表面麻酔(クリームやスプレー麻酔)を併用したり、極細の針を使用することで刺入時の痛みを軽減します。麻酔が十分に効いてから手術を開始し、医師・看護師が声をかけながら進めますのでご安心ください。痛みが強い場合は遠慮なくお知らせいただければ追加麻酔を行い、無理せず進めます。
見た目に配慮した仕上がり
手術跡ができるだけ目立たないよう細心の注意を払っています。皮膚腫瘍の切除では、可能な限りシワのラインに沿った切開デザインを行い、美容外科的な観点から丁寧に縫合します。創部には肌色のテープや保護材を貼付し、術後早期からの瘢痕ケアを開始します。形成外科の技術を活かし、「より小さな傷で、よりきれいな傷跡」に仕上げることを目標に手術を行っています。万一ケロイド体質などで傷跡が盛り上がってきた場合も、早期に追加治療(テープ固定や注射)を施して改善に導きます。
充実した医療設備と衛生管理
精密な手術を行うための十分な設備を整えています。手術用無影灯や電気メスはもちろん、難しい部位の手術に役立つ拡大鏡や超音波装置、炭酸ガスレーザー等も備えています。出血を最小限にする高周波メス(ラジオ波メス)も導入し、いぼ・ほくろ治療に活用しています。院内は清潔な環境を維持し、手術器具の滅菌・消毒を徹底しておりますので安心して手術をお受けいただけます。
万全のアフターケア
手術後のフォローアップも大切にしています。術後は傷の消毒や処置方法について詳しく説明し、適切な軟膏やテープ療法でケアします。抜糸は通常1~2週間後に行い、その際に傷の治り具合を確認します。切除した病変の病理検査結果は後日ご報告し、良性・悪性の最終診断と追加治療の必要性について説明いたします。その後も傷跡の経過観察や必要な追加治療のため、定期的な通院をお願いすることがあります。患者さまが最終的に納得のいく状態になるまで、責任をもってサポートいたします。
皮膚のできものや傷跡についてお悩みの方へ。当院では患者さま一人ひとりの不安や悩みに寄り添った診療を心掛けております。皮膚の病気は命に直結しないことも多い反面、見た目のコンプレックスや痛み・かゆみなどにより日常生活に支障をきたす場合が少なくありません。私たちは現在考え得る最良の検査・治療を提供し、患者さまの生活の質(QOL)向上を全力でサポートいたします。
手術となると「痛そう」「傷が残りそう」などと不安に思われるかもしれません。しかし当院には豊富な経験と技術があり、痛みの少ない安全な手術・治療を提供できます。スタッフ一同、丁寧な説明と細やかな気配りをもって対応いたしますのでどうぞご安心ください。小さな皮膚トラブルでも放置せず、気になることがあれば早めにご相談いただければ幸いです。当院に来て良かったと感じていただき、笑顔でお帰りいただけるクリニックを目指しております。どんな些細なことでも遠慮なくご相談ください。あなたの「皮膚のかかりつけ医」として、安心と信頼の医療を提供いたします。
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